後遺症を負った場合の賠償とは?

交通事故は、様々な被害をもたらす可能性がありますが、その被害が、その時だけで完結しないこともあります。たとえば擦り傷は放置しておいても時間が経てば治ります。しかし、火傷のあとは後に遺ることがあります。その火傷の跡のように、症状が後に遺ることがあります。それが、いわゆる後遺症(後遺障害)です。

交通事故による後遺症は、その被害の状況によっては、人生を一変させるものとなってしまう可能性もあります。例えば、交通事故で片目の視力を完全に喪失してしまった場合、その視力は基本的に回復することはありません。また、脳の一部に損傷を追った場合、言語障害や歩行障害、記憶障害などが後遺障害として遺ることがあります。

後遺障害が発生した場合、生活が一変してしまうことがあります。例えば、その後遺障害のせいで今まで行っていた仕事が続けられなくなることがあるかもしれません。また、生活そのものもままならず、生きていくためにずっと介護が必要な状態になってしまうこともあります。そうです、事故ひとつで、人生が変わってしまうことが大いにあり得るのです。そしてそれは、私達自身が誰かにそれを負わせてしまう可能性もあるということを覚えておくべきです。

慰謝料のトラブルとは?

被害にはその被害相応の賠償が行われるべきであることは当然ですが、状況の変化によって、それらが十分に達成されないことがあります。その一つとして考えられるのが被害者側がより多い賠償を求めてくるという場合です。当初は、ある程度現実的なことを言っていたものの、あとになって『上乗せ』してくる場合があります。また極めてまれですが、非合法的な手段に訴えてくる人もいます。本来請求されるべき慰謝料に追加して、さらに他の支払いを求めてくる場合があります。

そのように、私達自身が賠償する側に回った場合、そして被害を受ける側になった場合も同様として、『弁護士』を立てるということが何よりも有効な手段である場合があります。法的な手段に出ざるを得なくなった場合、弁護士がいると物事がスムーズに運びますし、先程挙げた例のような自体になり、いわば『泣き寝入り』のような状況になってしまうことも避けられます。

交通事故対応ができる弁護士は全国にいますが、より実績の高い弁護士に依頼できるなら、より良い結果を期待することができるでしょう。その点で弁護士選びという点もとても重要です。良い弁護士を選べるように、事前に調査しておくと良いかもしれません。

行われるべき賠償とは?

負わされた被害、または追わせてしまった被害に関しては、相応の賠償が行われる必要がありますが、そこで無視できないのは、『慰謝料』に関することです。交通事故は、起こってしまった場合車の被害状況に応じて弁償等を行うというイメージがありますが、もしそれで賠償が済んだのであれば、それは『人身事故』ではなく、『物損』で完結したことになります。

物損だけの場合、その場の示談で処理が負えられてしまう場合があります。しかし、正式な賠償が行われるためには、きちんと事故発生時には警察を呼んで自己処理をしてもらう必要があります。被害が大したことがないと思われる場合、示談で終わらせてしまうのはそういったリスクがあるのです。それに、本来は物損で終わっていたはずなのに、あとから人身事故であることが判明することがあります。それはどのような場合でしょうか。

それは、事故後すぐに病院へ行かなかったこと、必要な診察、治療を受けなかったこと、があります。事故によって脳に損傷を追った場合など、すぐには気づかないことがあります。後日、歩行や記憶等がおかしいことに(本人以外が)気づき、それによって実際は人身事故であった、ということがあり得ます。

交通事故が引き起こすこと

私たちは日常的に発生するトラブルについて、その全てに対応することはできません。例えば、冷蔵庫や洗濯機が壊れたとき、(専門的な技術がない限り)それを自力で修理することはできないので、専門の業者などに依頼することでしょう。そのように、私たちはどうにか対処しなければならないものの、誰かに頼らざるを得ない状況というものが、多々発生します。

一例として、車の運転について考えてみましょう。車の運転は、私たちはある程度基本的なことを知っているからこそ、運転を行うことができます。基本的な事柄を知らないと、そもそも危険を回避して事故を避ける前に、前に進んだり後ろに進んだりすることもままなりません。そのために、自動車学校に通って運転に必要な技術を習得するのですが、一度合格しても、そこで学んだこと、いわゆる『基本的なこと』は忘れてしまうか、意識しなくなってしまうことがあります。

例えばそれで交通事故を起こしてしまった場合、単独の事故であれば責任を負うのはたいてい自分のことだけです。ただ、そこに被害者が発生してしまった場合はどうでしょうか。また、逆に自分が事故の被害者になってしまった場合は、どうでしょうか。もし誰かに被害を追わせてしまった場合は責任を取る必要がありますし、逆に自分が被害を被ってしまった場合は、加害者側に慰謝料などの賠償金を請求する権利があります。それは言葉を変えれば、被害を受けても行動しなければ、十分な賠償を受けられない可能性もあるということです。

参考HP〔http://www.ko2jiko.com/
交通事故被害の慰謝料・賠償金問題の対応をしている法律事務所です。